木の温もりにほっとする店構え

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「開店した途端に“まん防”で・・・」と店員は苦笑い。でもメニューのキーマカリーはあっという間に売り切れた。1月20日に東京の駒沢公園近くに「駒沢カリー KARICOMA」がオープンした。

駒沢公園はランニングや散歩に訪れる人が多く、隣接して大学のキャンパスもあるから、周辺の道は平日でも人通りが多い。公園の入り口には、大きなケヤキ並木が見える、撮影にも使われるような居心地の良いカフェがあり、周辺の道沿いにもさまざまなカフェやサラダ店、ベーカリーやフルーツジュースの店などが並び、日常的にここを通る地元民の憩いの場になっている。

店内

店内

その並びに先週、木のテーブルにカウンターの小さな店が開店した。昭和の木造建築をほうふつとさせるような木枠にねじ締まり錠、畳敷きの小上がりもある。キーマカリー、イエローカリーといったメニューが並び、入り口脇には持ち帰り用のカレーを受け渡しできる跳ね上げ窓がある。

レトロで落ち着いた内装にひかれて昼食時に入店。筆者が食べたイエローカリーは、野菜やココナッツミルクなどが入ったまろやかな味だった。二種類のカレーを合い盛りで注文することもできるし、目玉焼きや発酵レモンチキンなど、数種のトッピングもある。

イエローカリー

イエローカリー

この2年、あちこち飲食店は入れ替わり、ビジネス街のビルには空き店舗のままになっているところも散見されるが、おいしいものを作りたい、食べたい人たちの挑戦は静かに続いている。

小上がりも
小上がりも
ovo

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