キッザニア

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学校教育で地球環境問題やSDGsについて学ぶ若い世代。家庭によっては親よりも子どもの方が関心・意欲が高いというケースもあるかもしれない。子どもたちが職業・社会体験をすることができる施設「キッザニア」(KCJ GROUP・東京)に、SDGsに触れて社会課題に気付き、主体的に考えて行動することをサポートする体験・参加型のパビリオン「KidZania SDGs Center(キッザニアSDGsセンター)」が、「キッザニア東京」(東京都江東区)と「キッザニア甲子園」(兵庫県西宮市)にオープンした。

SDGsセンターでは、キッザニア誕生の物語を通じてSDGsの考え方についてまず学び、その後、地球が抱える課題を考えるためのツール「未来を変える!アクションラリー」を使って食品ロス・大量廃棄・自然破壊などに関するクイズに答えていく。館内にあるのは、「資源のリサイクル率」「森林問題」「サンゴの減少」「エシカル消費」「アップサイクル」などをテーマにした8種類の展示スポット。具体的な解決方法を教えるだけではなく、子どもたちが自分ならどのようなアクションを起こすことができるかを考えさせる内容になっている。

展示スポットで紹介しているのは、使い切れないコスメを絵の具などにアップサイクルしている「モーンガータ」の取り組み、食品ロスをエサとして活用して食用のコオロギを育てる「グリラス」の“サーキュラーフード”、海水温上昇で絶滅の危機にあるサンゴ礁の生態系を水槽の中に再現し研究を続ける「イノカ」、捨てられるはずだった服をケミカルリサイクルという技術で服から服へとよみがえらせている日本環境設計の実践など。

冬休みに家族でSDGsについて学んでみるのはいかが。“世界を救う主役は、きみだ!”。

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