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立教大(東京都豊島区)はこのほど、新型コロナウイルス感染症の影響で経済的に困窮した学生1000人に食品や感染予防グッズの配布を開始した。
コロナ禍の学生支援の一つで、卒業生組織の立教大校友会などと連携して実施した。食品配布支援は今年6月にも同校友会と連携して行っている。
配布する食品はパックご飯(4食)と立教おかずセット(カレー2食、ミネストローネ1食)。パックご飯は全国包装米飯協会から無償提供を受けた。立教おかずセットは校友会の提供。感染予防グッズはサージカルマスク(50枚)のほか、アルコールハンドスプレー、除菌ウエットティッシュ、薬用泡ハンドソープを各1セット。
感染予防グッズの購入費用や配送料は、「緊急奨学支援(新型コロナウイルス感染拡大対策等)募金」を充てた。創立150周年記念の使途指定寄付として集めた同募金(約1億6000万円、3月時点)は、緊急給与奨学金の支給やミックス型授業(対面とオンラインの同時授業)のための教室環境整備などにも活用している。
立教大は「今後も学生が安心して学びを継続できる環境の維持に努めていく」としている。