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ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」。その神髄ともいえる地域と食のつながりを学び、食生活や仕事で活用して次世代へと伝えていく役割を担うのが「京都フードマイスター」。「京都フードマイスター協会」 (京都市)による認定資格で、年1回検定試験を実施する。9回目となる今年は、11月1日(月)から11月30日(火)にオンラインで開催される。
京都府は、内陸側にある京都・山城・南丹地域と、日本海に面している中丹地域・丹後地域があり、それぞれの産地に適した食材を栽培育成し、長い年月をかけて独自の食文化を育んできた。その京都府産の食材の歴史・栽培方法・調理法などの知識を網羅的に学べる検定試験。京都府産の野菜類・魚介類・果実類や、茶や酒などの加工品について、生産地・旬の時期・特徴などを50題出題。100点満点のうち70点以上取得すれば、「京都フードマイター」として認定される。
今までの択一問題に加え、並び替え問題、画像問題をランダムに組み合わせ、さまざまな角度から受験者の知識を問う。学習制御機能によりジャンルごとの受検も可能。例えば「野菜類」→「魚介類」→「果実類、きのこ類、肉類」と1つの科目をクリアしたら次の科目へ進むので、科目ごとに学習しながら知識を高め、マイペースで受けられる。
申し込みは京都フードマイスター協会のホームページから。誰でも受検でき、受験料は税込み4,070円。出題の基となる公式テキスト「知っておきたい~京都の食材と加工品」(税込み2,376円)は、ホームページ上で販売している(送料無料)。認定書は合格者へ年内に発送される。