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鹿児島県枕崎市といえば、かつお節。生産量は全国第一を誇り、国内のかつお節の約半数は枕崎産だという。その枕崎市が誇るだし文化を発信するMr.DASHI(ミスターダシ)こと中原晋司氏が、かつおとかつお節の魅力をたっぷり届けるオンラインイベントが、10月10日(日)に開催される。
日本各地の暮らしや食文化をイベントや動画で楽しめる食コミュニティ「キッチンハイク」 (キッチンハイク・東京)によるイベント「ふるさと食体験」の1つ。 今回は、特産品のぶえんかつおや本枯れ節など、かつおづくしの食材セットが事前に参加者の自宅にたっぷり届く。当日は自宅にいながらにして中原氏からかつお出汁の引き方を学び、一本釣りしたカツオを船上でさばいたもちもち食感の「ぶえんかつお」とかつお出汁をぜいたくに味わうご当地グルメ「船人めし」を調理する。
枕崎市生まれの中原氏は、東京での多忙な会社員時代にしっかりとだしを引いて作ったみそ汁のおいしさをあらためて感じ、2008年に家業での中原水産を引き継いだ。以降、かつお節加工品の商品開発や、だしの引き方教室の開催などに携わっている。枕崎カツオマイスター、だしソムリエ1級の資格を持ち、「出汁男(だしおとこ)」「Mr. DASHI」などの異名を持つ。
事前に届く食材(昼の部・夜の部共通)は、枕崎ぶえんかつお (8つ割のサク/150〜250g・生のまま冷凍)、枕崎ぶえんかつお (ユッケ用角切りかつお70g・タレつき)2袋、枕崎産 本枯れ節 黄金だしの削り節 (50g)、枕崎産 荒節 薫る花かつお (50g)、利尻昆布 (40g)、かつおせんべい (16枚)、太陽醤油(しょうゆ) (360ml)、カットネギ(船人めしの薬味として)。ユッケ用かつおは2人前だが、サクを使用すれば合計3~4人分の「船人めし」を作れる。家族や友人との参加もOK!
当日は、昼の部11時~13時、夜の部17時~19時の2回開催。参加費は3,600円。申し込みは、キッチンハイクHPのイベント申し込みページから。
鹿児島県の薩摩半島の南端にあり、四方を海と山に囲まれた枕崎市。「枕崎駅」はJR日本最南端の始発・終着駅で、旅好きに人気の観光地としても知られている。電車を降りれば南国の太陽と潮風がお出迎え。海岸・市街地・農村がコンパクトにまとまっていて、かつお節工場の立ち並ぶ町を歩けば、ほのかな良い香りにふわりと包まれる。そんな枕崎市の魅力を感じ、いつか訪れてみたい気持ちを膨らませよう!