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コロナ禍の新しい生活様式で、定着しつつあるのがテレワーク。少し前まで地方への移住といえば、リタイアした後の高齢者が、ゴミゴミした都会ではなく、地方でのんびり老後を過ごす──といったケースが多かったが、テレワークの普及によって若年層でも移住を考えている人が増えているという。実際に、高知市が全国の20代〜60代男女1,766人(うち500人は移住に関心あり)を対象に地方移住への意識調査を行ったところ、3割の人が移住に関心があると回答し、中でも若年層の移住への関心が高いという実態が明らかになった。
移住をすでに行った、地方への移住に関心があると答えた552人について、年代別で詳しくみると、その割合は60代以上が13.6%と最も低く、年代が低くなるほど関心が高い。最も関心があったのは20代の21.8%で、60代以上の1.6倍となっている。地方への移住は老後を過ごすため──というイメージは変化しているようだ。男女別では、女性は16.3%、男性は21.3%と男性の割合の方が高い。また、家族がある人と単身者では、後者の方が多くなっている。
このように若年層の関心が高いということで、リモートワークが移住に関する意識に影響を与えているのだろうか? 勤務形態別に関心の度合いをみると、リモートワークが多い人は22.2%、出社勤務が多い人は20.9%。リモートワーク派が若干上回ったものの、大きな差は生じていない。リモートワークだけが移住に関心を持つ理由ではなさそうだ。ただ、具体的に「検討している」となると、リモートワーク派は12.5%、出勤勤務は5.9%とその差は広がる。
ちなみに、調査を行った高知市での移住状況はどうかというと、以前は20~40代が全体の7割だったのが、現在は8割に達するなど、地方移住の若年化が進んでいると同市ではみている。
さて、今回調査を実施した高知市では、移住の新しいかたちとして「二段階移住」を提案! いきなり田舎暮らしをはじめるのではなく、まずは比較的都市部の高知市に移住・滞在(1ステップ)、そこを拠点に高知県内をめぐり、自分に合った場所を見つけたのち、安心して最終的な移住(2ステップ)を決める──という移住方法だ。
高知市では、高知へのUターン、Iターン、移住に関する相談会を実施する。興味がある人はのぞいてみよう!
◎JOIN移住・交流&地域おこしフェア2021
北海道から沖縄まで全国の自治体が出展する「JOIN移住・交流&地域おこしフェア」に、「高知市/こうち二段階移住相談ブース」を出展。
開催日時:2021年10月1日(金)〜10月3日(日)
開催場所:新宿住友ビル三角広場(東京都新宿区西新宿2丁目6-1)
◎高知暮らしフェア2021
高知県最大のUターン・Iターン相談会を開催。移住・仕事に関する相談はもちろん、高知暮らしに関することは何でも相談してみよう。
開催日時:大阪 2021年12月11日(土)
東京 2021年12月12日(日)
開催場所:大阪 AP大阪茶屋町(大阪府大阪市北区茶屋町1-27 ABC-MART梅田ビル 8F)
東京 東京交通会館(東京都千代田区有楽町2丁目10-1)
◎「ハタカラ」イベント
二段階移住の拠点となる高知市と県西部にある幡多6市町村によるオンラインイベントを開催。
開催時期:2022年2月 ※詳細未定
※緊急事態宣言等の状況により変更する可能性あり。
詳しくは < 高知市 地域活性推進課 移住・定住促進室 >まで。
<移住相談会に関する問い合わせ>
高知市 地域活性推進課 移住・定住促進室
TEL:088-823-8813