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日本の家庭に常備されているしょうゆ。でも、その製造過程を間近で見るチャンスはなかなかない。埼玉県の笛木醤油(埼玉県川島町)で杉の大桶づくりが公開される。製作過程を間近で見られるチャンスだ。
今年232周年という老舗のしょうゆ蔵は、「伝統的な木桶仕込みのクラフトしょうゆ」を作ろうと、2016年から半世紀ぶりに木桶の製作を再開した。今回は近年で一番大きな30石(5400リットル、高さ2m直径2.1m)の大桶を作製。この大きさの杉の木桶を間近で見ることができる機会は、今はほとんどなくなっている。
木桶によるしょうゆの製造は、ステンレスやタンクで人工的に発酵を早く進める方法より時間も手間もかかるが、木桶内で酵母菌などの微生物が生き続け、じっくりと発酵が進む。日本の和食文化の根幹を担う調味料を、昔ながらの伝統製法で作り、サステイナブルな未来へとつなげる古くて新しい挑戦だ。
【開催概要】
◆30石の大桶づくり:2021年9月 8日(水)~9月12日(日)
◆創業祭:2021年9月10日(金)~9月12日(日)10:00~15:00
◆30石大桶完成披露:2021年9月12日(日)正午12:00ごろ
◆場所:笛木醤油株式会社 本社・金笛醤油パーク(埼玉県川島町上伊草660)
※川越駅よりバス20分、または圏央道川島インターより5分