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龍(りゅう)や麒麟(きりん)といった瑞獣から正体未詳の動物まで、空想上の動物たちに光を当てて紹介する企画、「博物館でアジアの旅」が、東京国立博物館で9月14日~10月17日まで開かれる。事前予約制だ。
今年で8回目を迎える秋の恒例企画。東洋の美術・工芸・考古遺物が集う「東洋館」を舞台に、毎年異なるテーマを掲げ、それにちなんだ名品を館内随所に展示している。今年のテーマは「空想動物園」。アジアの造形芸術のなかでも大きな位置を占める空想上の動物たちの、個性豊かな姿が紹介される。象の頭に人間のからだを持つガネーシャ、ライオンとワシの属性を併せもつ「最強生物」であるグリフィンを表現し、護符としてひつぎに取りつけた装飾板など、不思議で魅力的な姿をじっくり見ることができる。