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「自分で着付けが出来る」という人はどれくらいいるだろう。着物を日常で着る機会もなく、自分で着た経験がない人の方が、もしかすると多いのかもしれない。実は、平成29年から学習指導要領に「日本の伝統的な衣服である和服について触れること。また、和服の基本的な着装を扱うこともできること」という内容が追加され、中学校の家庭科の教科書には、和服の歴史や文化、着付けやたたみ方などが掲載されているらしい。しかし、親世代でも自分で着られる人も少なく、実習はわずかにしか行われていないのが現状のようだ。
そんな中、日本和装ホールディングス(東京)は、自社の支店(局)がある地域限定で、中学校への出前着付け教室を無償で行うプログラムを発表した。自分で着付けるという体験を通して、自分で和服を着られた喜び、和服を着た時に感じる普段とちょっと違う特別感や精神的な豊かさを味わってもらい、和装に関心を持つ子どもを増やそうという目的だ。参加した生徒には、着物についてもっと学べるオリジナルの小冊子がついてくる。
◆対象地域
札幌、仙台、新潟、埼玉、東京、千葉、神奈川、静岡、名古屋、大阪、京都、奈良、神戸、岡山、広島、高松、福岡