6月19日(土)午前、江戸川区立平井西小学校体育館にて、同校PTA主催の講演会が開催され、竹下和男氏が講演しました。感染防止対策のため、参加者を制限しつつ、PTAと学校評議員ら80名が参加しました。当日参加できなかった保護者や先生方には、後日動画で講演を視聴いただきました。同校は夏休み明け9月に初の弁当の日を実施予定です。この夏休み中に台所に立つ子が増えることを期待しています。
概要
◆主催:江戸川区立平井西小学校PTA
◆日時:2021年6月19日(土) 10時30分~12時00分
◆会場:江戸川区立平井西小学校体育館
◆事業の名称:「弁当の日」講演会
◆講師:竹下 和男
◆講演タイトル: 「弁当の日」で何が育つか ~自立を目指した食育~
◆参加人数:80名 動画視聴150名
◆参加者:江戸川区立平井西小学校PTA・学校評議員
◆参加者の感想
〇講演中、うちの子は一人で朝ごはんを作れないなーと思いながら、先生のお話を聞いていました。・・・一人では作れないのではなく、一人で作れないようにしたのは私だ!と気づきました。一人で危ないと何もさせなかったのは私だった。講演会の翌日、子どもと二人でお昼ご飯を作りました。「次は何をやる?」「あ、それやらせて」と楽しそうに目を輝かせ作っていました。…素敵な講演会でした。ありがとうございました。
〇先生の「冷凍保存されている料理する力を解凍しませんか? 子どもたちはみな、料理を作れる能力を持っている。作らなくてもよい環境にいると、その能力が冷凍保存されたままになってしまう。その能力を解凍しませんか?子育てが楽しくなりますよ」のメッセージはとてもイメージしやすく、心に響きました。
〇自分を育てた親を見本とせず、子育てを楽しめる子ども達になってもらいたいから、自分自身が子育てを楽しめる親に成長したいと強く思いました。そのための一歩として、「弁当の日」の講演会は、自分にとってありがたい講演会でした。100年先に自分も夢を見ました。
〇子どもが元々持っている自分で伸びようとする力を親の都合で抑え込み、遊びの延長で学びを獲得する機会を奪わないようにしないといけないと思いました。