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「暑い」という日がだんだん増えてきた。味方はエアコン・・・なんだが、家庭の消費電力の6割はエアコンだそうだ。そうなると、お財布への影響はもとより、地球環境への影響も無視できないところ。ダイキン工業の「エアコンと地球環境に関する意識調査」(全国の男女500人対象)の結果と、エアコンの上手な使い方指南を参考にしてみたい。

調査では、夏場の日中、一番消費電力が大きいと感じる家電製品はエアコンだと回答した人が77.5%。実際、消費電力の割合は夏の日中(14時ごろ)の一般家庭では、照明や冷蔵庫を抑えエアコンが最大(58%)だそうだ。もっともこの割合を正しく把握していた人はわずか13%で、ほとんどの人はエアコンの消費電力を少なく見積もっていた。

それでも、多くの人が環境への配慮から、エアコン使⽤を我慢することがある(46%)と答えている。熱中症で搬送された人の4割以上は住居にいたとのデータもあり(消防庁)、節電とのバランスが問われるところだ。ダイキンによると、リモコンの設定温度を1℃上げると約10%の省エネ、日よけやフィルター掃除、室外機対策では20%超の効果も出るという。また、窓を開けて換気をする場合、エアコンは“つけっぱなし”にした方が、こまめにオン・オフするよりも電気代が1日で約45.7円(1カ月換算で約1,371円)安くなるという。

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