presented by OVO [オーヴォ]話題の情報を発信するサイト
紀元前の壁画にもみられるモチーフが文様になっていたり、みごとな民族衣装になっていたりして、見ているだけで心躍るブルガリア刺しゅう。これを身近なところに置けたら素敵だ。ブルガリアの文化や歴史から入っていける「ブルガリア刺繍」(山美イレン著、誠文堂新光社・東京、税込み2,200円)が4月5日、発売される。
ブルガリア刺しゅうは、地方や性別、年齢によって細かく特徴が違うといい、代々、大切に受け継がれてきたもの。歴史的価値はもちろん、そのデザイン性の高さが一番の特徴だ。本書では、ブルガリアの各地域の文化や暮らしを説明。クロスステッチを中心とした、布の織り目を数えて規則的に刺すカウント刺繍で構成された図案をふんだんに収録した。テーブルクロスの縁飾りやブラウスやスカートの裾など、日常の中に取り入れることもできる。美しく、愛らしいブルガリア刺しゅうの世界を堪能できそうだ。