FamCookPR2021031202

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食コミュニケーションアプリFamCookを運営するFam-Time(神奈川県川崎市)は同アプリで、コロナ禍でも自宅で災害食について学べる特集コンテンツ「災害を生き抜く非常食」をリリースした。昭和女子大学現代ビジネス研究所食プロジェクトチームとの共同企画。

昭和女子大学現代ビジネス研究所食プロジェクト(食プロ)では2015年から、災害時に役立つローリングストック(備蓄した食品を定期的に消費し、食べた分だけ買い足していく方法)や、災害時の調理について研究してきた。ポリ袋調理などの災害食レシピについても学生と考案するほか、自治体などで調理実習や研修会などのワークショップも行ってきたが、昨年からコロナ禍で対面形式での調理実習などの開催が困難に。そこで、2019年から食プロと共同研究を行なってきたFam-Timeが、FamCookを利用して自分のスマホで災害食やローリングストックについて学び、災害食の調理も実践できるよう特集コンテンツを開発。レシピ開発だけでなく、レシピの音声ナビコンテンツも昭和女子大学の学生がWeb画面から登録して完成させた。

アプリのチャット画面から「特集記事」を選ぶと、災害食について学ぶことができる。特集記事のリンクや、チャット画面で「災害食のクイズ」とメッセージを入力すると、災害食のクイズがスタートし、学んだ災害食の知識が身についたか、ゲーム感覚でチェックできる。さらに、FamCookの音声ナビ機能を活用し、料理初心者でもハンズフリー&自分のペースで、学生が考案した災害食のレシピを実践することができる。

いつ何時訪れるか分からないのが、災害。このアプリで、災害が起きる前に、思い出した時、思いついた時から備えよう。