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使い捨てプラスチック製品の削減を目指す新法案「プラスチック資源循環促進法」が3月9日、閣議決定されたことを受け、プラスチックの代替素材として、100%土に還るスプーン、ナイフ、フォーク(GSアライアンス・兵庫県川西市)のセット販売がスタートした。廃棄後も二酸化炭素を排出せず、脱プラと衛生面の両立が期待できる。
新しい法案は、コンビニ店に使い捨てのフォークやスプーンの提供を規制することなどを盛り込んだもの。将来的には、コンビニだけでなく飲食店やホテルのアメニティなども対象になる可能性がある。そこで、天然バイオマス系生分解性樹脂を使ったカトラリーの登場だ。
見た目はプラスチックと変わらないが、植物成分のリサイクル材料を使用したセルロースナノファイバーを使用しているため、廃棄後も二酸化炭素を発生させず、微生物の動きによって自然に分解される。