企画展「東日本大震災から10年 -あの日からの地震研究-」

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東日本大震災から10年。癒えない傷跡がまだ多く残る傍らで、前向きに生きるための復興事業も続く。地震の被害状況や社会に与えた影響、そして10年間の地震調査研究が明らかにしたことなどを紹介する企画展「東日本大震災から10年-あの日からの地震研究-」が、3月9日から4月11日まで、東京の国立科学博物館で開かれる。観覧料金は、一般・大学生が税込み630円、高校生以下および65歳以上は無料。

仙台平野から見つかった津波堆積物(写真提供:産業技術総合研究所)

仙台平野から見つかった津波堆積物(写真提供:産業技術総合研究所)

2011年3月11日、三陸沖で発生した日本の地震観測史上最大規模の地震は、巨大な津波を引き起こし、東日本の太平洋沿岸の市町村を中心に甚大な被害をもたらした。その地震の概要、被害の状況を振り返り、地震調査研究の成果の一部を紹介。東北地方を襲った過去の巨大地震や、地震大国ニッポンの陸域における観測史上最大の地震「明治24年(1891年)濃尾地震」の写真資料も展示される。

国立科学博物館
展示監修者: 室谷 智子 (むろたに さとこ)
陸前高田市の「奇跡の一本松」(2017年撮影)
レスキューされた海藻標本(所蔵:山田町立鯨と海の科学館)
仙台平野から見つかった津波堆積物(写真提供:産業技術総合研究所)

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